多くの人に「おいしい」体験を届けるために

JoGeSaYuは、国や文化、宗教、価値観、アレルギーなど、食にまつわるさまざまな違いを超えて、多くの人が“ひとつのテーブル”を囲めるレストランを目指しています。
店内で提供する料理やスイーツは、動物性食材・アルコールを一切使用しない100%植物性(ヴィーガンスペック)。これは、ヴィーガンやムスリムの方のためだけでなく、さまざまな宗教的配慮や動物性食材が要因となるアレルギーへの対応にもつながります。
また、動物性不使用によりコレステロールはゼロ、脂質も控えめなことから、健康を意識する方の普段の食事にもおすすめです。
多くの日本人にとって「ヴィーガン」や「プラントベース」は、特別な人のための食事、あるいは味気ないものというイメージを持たれがちですが、JoGeSaYuではその固定観念にとらわれず、すべての人にとって“おいしい”と思える体験を大切にしています。
その思いをかたちにするため、トータルプロデュースを株式会社スーパースイーツが担当。料理監修には、世界最大級のヴィーガン・ベジタリアン向けレストラン情報サイト「HappyCow」で2019年に世界一に選ばれた「菜道」の楠本勝三シェフを、スイーツ監修には、国内外のコンクールで数々の優勝歴を持ち、テレビでも広く知られるパティシエ・辻口博啓シェフを迎えました。
食の制限がある人もない人も、「おいしい」と感じられる。
JoGeSaYuは、そんな“新しい食の体験”を広島から世界に発信していきます。

店名について
店名の「JoGeSaYu」は、日本語で「上下左右」と書き、英語で“up, down, left, and right”を意味します。この言葉には、あらゆる方向、価値観、多様性を受け入れるという思いが込められています。どんな背景を持つ人も、安心して同じテーブルを囲み、食を楽しめる場所を目指して、この名前をつけました。
ロゴについて
センターに力強く配置された「上下左右」の文字は、江戸時代から歌舞伎などで用いられてきた「勘亭流」の書体をベースに、プラントベースの世界観にふさわしい、やわらかで親しみやすい印象となるようデザインしました。
文字は、世界地図の楕円形や料理の器にも見えるシンボルの中に収めることで、店名が持つ「多様性」と「つながり」のメッセージを視覚的に表現し、同時に食のシズル感も演出しています。ブランドカラーであるグリーンは、エコやサステナビリティの象徴にとどまらず、やさしさや明るさといったポジティブな印象をもたらす色として採用しています。

キービジュアルについて
日本食レストランであることを視覚的に印象づけるために、江戸時代の名画「見返り美人図」を想起させる美人画風のイラストを採用。さまざまな人種をモチーフにすることで、国籍や文化に関係なく、多様な人々が同じ食卓を囲むことのできる空間を象徴的に表現しています。着物の柄には「世界地図」「もみじ」「矢印」などのモチーフを取り入れ、ブランドのコンセプトとともに、広島という土地のイメージも重ね合わせたデザインに仕上げています。

オブジェについて
中央に据えた白木は「広島」を象徴しており、そのまわりを囲むように、テーマカラーである緑と白の垂れ桑を配置しています。
上下左右(北・南・西・東)――あらゆる方向から人が集まり、つながることのできる場をイメージして制作しました。